kintoneプラグインとは
kintoneプラグインは、アプリの機能を拡張するための追加モジュールです。JavaScriptカスタマイズを自分で書かなくても、プラグインをインストールするだけで高度な機能を実現できます。
スタンダードコース以上で利用可能です。
プラグイン選びの基準
- 信頼性: 開発元がしっかりしているか
- 更新頻度: 定期的にアップデートされているか
- サポート: トラブル時に問い合わせできるか
- コスト: 長期的な費用を含めて検討
- 互換性: 他のプラグインとの競合がないか
当社が無料で配っている23本
入力チェックや採番など、kintoneの画面の中だけで完結する処理は、外部のサーバーが要りません。サーバー代がかからないので、当社はこの範囲のプラグインを無料で配っています。登録は不要、MITライセンス、外部と通信しないので閉じたネットワーク(LGWAN等)でも動きます。
| プラグイン | できること |
|---|---|
| 自動採番 | 「INV-2026-0001」のような番号を、保存のときに自動で振る無料プラグインです |
| 一覧からの一括更新 | 一覧で絞り込んだレコードの項目を、まとめて書き換える無料プラグインです |
| 営業日計算 | 「受付日から10営業日後が期限」「納期の3営業日前に着手」を自動で入れる無料プラグインです |
| 条件書式 | 「ステータスが遅延なら行を赤くする」を設定できる無料プラグインです |
| 条件付き必須 | 「もし◯◯が△△なら、□□を必須にする」を、文章の形で設定できる無料プラグインです |
| 日付計算 | 日付フィールドから、和暦・曜日・n営業日後・日数などを自動で入れる無料プラグインです |
| 期限・残日数 | 期限までの残日数を自動で入れ、一覧で期限切れ・期限間近を色分けする無料プラグインです |
| 重複チェック Pro | 複数のフィールドの組み合わせで、重複したレコードの登録を防ぐ無料プラグインです |
| 項目の表示切替 | 「区分が法人のときだけ法人番号を出す」を設定できる無料プラグインです |
| 入力形式チェック | メールアドレス・電話番号・法人番号などの「形」が違ったら、保存する前に止める無料プラグインです |
| 条件付き入力禁止 | 「ステータスが承認済なら、金額は編集できない」を設定できる無料プラグインです |
| 締め日・支払日 | 「末締め翌月末払い」「20日締め翌月10日払い」から、締め日と支払日を自動で入れる無料プラグインです |
| 期間重複チェック | 会議室・車両・担当者のダブルブッキングを、保存する前に防ぐ無料プラグインです |
| 範囲チェック | 「金額は0以上」「納期は今日より後」「開始日<終了日」を保存する前に確かめる無料プラグインです |
| 入力漏れサマリー | 保存できないとき、足りない項目を画面の上にまとめて出す無料プラグインです |
| テーブル行番号 | サブテーブルの行に 1, 2, 3… と行番号を自動で振る無料プラグインです |
| 入力値の整形 | 空白・全角半角・カナ・電話番号のハイフンを、保存するときに自動でそろえる無料プラグインです |
| 項目コピー | ある項目の値を別の項目へ写して、二重入力をなくす無料プラグインです(条件つき・サブテーブルにも対応) |
| 初期値の条件設定 | 新規レコードに、条件に合わせて今日の日付・ログインした人などを自動で入れる無料プラグインです |
| 文字列の結合 | いくつかの項目を区切り文字でつないで、別の項目へ入れる無料プラグインです |
| レコードのタイトル自動生成 | 「{顧客名}様 {契約開始日}」のような書式で、レコードの見出しを自動で作る無料プラグインです |
| 合計・集計 | サブテーブルの列を合計・集計して、テーブルの外の数値項目へ入れる無料プラグインです(件数・最大・最小・平均、条件つきにも対応) |
| チェックボックス連動 | チェックボックスやラジオボタンの選び方に応じて、別の項目へ値を入れる・必須にする・編集できなくする無料プラグインです |
一覧とダウンロードは 無料プラグイン一覧 にあります。
有料を検討するのは、外部のサーバーが必要になるときです。 フォームの外部公開、社外への閲覧共有、帳票のPDF出力などは、kintoneの外に仕組みが必要なので、次に紹介する有料プラグインが向きます。
定番の有料プラグイン10選
1. krewSheet(有料)
用途: Excel風のスプレッドシート表示 月額: 約9,000円〜
kintoneの一覧画面をExcelのようなスプレッドシートに変換します。一括編集やセル操作ができるため、Excel操作に慣れたユーザーにとって使いやすい画面になります。
2. krewDashboard(有料)
用途: ダッシュボード・グラフの拡張 月額: 約9,000円〜
kintone標準のグラフ機能を大幅に拡張。複数のグラフを1画面に配置でき、経営ダッシュボードを構築できます。
3. FormBridge(有料)
用途: 外部向けWebフォーム 月額: 約6,000円〜
kintoneと連動したWebフォームを作成できます。お問い合わせフォームやアンケートのデータを直接kintoneに登録できます。
4. PrintCreator(有料)
用途: 帳票出力 月額: 約6,000円〜
kintoneのデータをPDF帳票として出力します。見積書、請求書、納品書などの帳票を自動生成できます。
5. kViewer(有料)
用途: 外部向けデータ公開 月額: 約6,000円〜
kintoneのデータを外部に公開するビューを作成できます。社外の関係者とデータを共有したい場合に便利です。
6. 条件書式プラグイン(無料あり)
用途: フィールドの色分け表示 月額: 無料〜
条件に応じてフィールドやレコードの背景色を変更します。期限超過のレコードを赤くするなど、視覚的にわかりやすい一覧画面を実現します。
7. カレンダーPlus(有料)
用途: カレンダー表示の拡張 月額: 約3,000円〜
kintone標準のカレンダーを拡張し、ドラッグ&ドロップでのスケジュール変更や複数条件での色分けが可能になります。
8. 一括更新プラグイン(無料あり)
用途: 複数レコードの一括更新 月額: 無料〜
一覧画面から複数のレコードを選択し、特定のフィールドをまとめて更新できます。
9. ルックアップ絞り込みプラグイン(無料あり)
用途: ルックアップの候補絞り込み 月額: 無料〜
ルックアップフィールドの候補を、別のフィールドの値で絞り込めます。部署を選ぶと、その部署の社員だけがルックアップ候補に表示されるといった使い方ができます。
10. Slack通知プラグイン(無料あり)
用途: レコード更新時のSlack通知 月額: 無料〜
レコードが追加・更新された際に、Slackチャンネルに自動通知を送信します。
プラグインの導入手順
- プラグインファイル(.zip)をダウンロード
- kintoneの管理画面から「プラグイン」を選択
- プラグインファイルをアップロード
- 対象アプリの設定画面でプラグインを有効化
- プラグインの設定を行う
費用を抑えるTips
- まず無料プラグインで要件を満たせないか検討
- 有料プラグインは無料トライアルで効果を確認してから購入
- 複数プラグインをまとめて契約すると割引がある場合も
まとめ
kintoneプラグインを活用すれば、JavaScriptの開発なしで多くの機能拡張が実現できます。自社の業務に合ったプラグインを選ぶことで、kintoneの活用範囲が大きく広がります。COTSUBUでは、プラグインの選定からカスタマイズまでサポートしています。
関連リンク
よくある質問
kintoneのプラグインは無料でどこまでできますか
入力チェックや採番など、kintoneの画面の中だけで完結する処理は無料で済みます。当社は入力チェック・採番・日付計算・表示制御など23本を無料で配っています。登録不要・MITライセンスで、外部と通信しないためLGWANなど閉じたネットワークでも動きます。
有料プラグインはどういうときに必要になりますか
外部のサーバーが必要になるときです。フォームの外部公開、社外への閲覧共有、帳票のPDF出力などはkintoneの外に仕組みが必要なため、FormBridgeやkViewer、PrintCreatorといった有料プラグインが向きます。まず無料プラグインで要件を満たせないか検討し、それでも足りない部分だけ有料を使う順番がおすすめです。
kintoneのプラグインを使うにはどのコースが必要ですか
スタンダードコース以上で利用できます。kintoneのスタンダードコースは1ユーザー月1,800円(税抜)で、最小10ユーザーからの契約となり、これは別途サイボウズに支払う費用です。ライトコースではプラグインは使えません。
有料プラグインの月額はいくらくらいですか
機能によって幅があります。カレンダーPlusが約3,000円から、FormBridge・PrintCreator・kViewerが約6,000円から、krewSheetやkrewDashboardが約9,000円からが目安です。無料トライアルで効果を確認してから購入し、複数まとめて契約すると割引がある場合もあります。
プラグインはどうやって導入しますか
プラグインファイル(.zip)をダウンロードし、kintoneの管理画面の「プラグイン」からアップロードします。その後、対象アプリの設定画面でプラグインを有効化し、設定を行えば使えます。JavaScriptを自分で書かずに機能拡張できるのがプラグインの利点です。


