何が変わるか
kintoneにも「初期値」の設定があり、日付は「レコード登録時の日付」、ユーザー選択は「ログインユーザー」を初期値にできます。ただし条件で入れ分けることはできず、「ログインした人の氏名や所属組織を、文字列の項目に入れる」「区分によって変わる担当部署を入れる」といったこともできません(標準機能の細かい仕様は、最新をサイボウズの公式ヘルプで確認してください)。そこは結局その都度手で入力することになります。
このプラグインを入れると、新規作成の画面を開いた時点で、条件に合った値が自動で入ります。
区分が「法人」のとき → 担当部署に「法人営業部」、受付日に今日の日付、担当者にログインした人
そして、すでに値が入っているところは触りません。だから「レコードを再利用する」で作ったレコードの値が消えることもありません。
入れられる値
| 値の種類 | 入る内容 | よく使う入れ先 |
|---|---|---|
| 決まった文字(固定値) | 設定した文字そのまま | 文字列・ドロップダウン |
| 今日の日付 | 2026-09-20 | 日付 |
| 今の日時 | 画面を開いた時刻 | 日時・時刻 |
| ログインしている人 | その人のユーザー | ユーザー選択 |
| ログインしている人の氏名 | 佐藤 太郎 | 文字列 |
| ログインしている人のログイン名 | sato | 文字列 |
| 所属組織 | 営業部 | 組織選択・文字列 |
| ほかの項目の値 | その項目の値をそのまま | 型に合わせて変換 |
型が違うときは、入れ先に合わせて直します(「今の日時」を日付の項目に入れれば日付だけ、時刻の項目に入れれば時刻だけ)。直せないときは何もしません。保存が止まることはありません。
設定の仕方
- アプリの設定 →「プラグイン」→「初期値の条件設定」の歯車アイコンを開く
- 「+ ルールを追加」を押し、「いつ入れるか」を選ぶ(常に入れる/すべての条件に当てはまるとき/どれか1つでも当てはまるとき)
- 条件を付ける場合は「もし[項目]が[値][と等しい など]」を作る
- 「そのとき、次の値を入れる」で、項目と値の種類を選ぶ(「+ 入れる項目を追加」で増やせます)
- すでに入っている値も入れ直したいときだけ「すでに値が入っていても上書きする」にチェック
- 「保存する」→ アプリの設定画面で「アプリを更新」
動きのルール
- 動くのはレコードの新規作成画面だけです
- 値が入っている項目は、上書き指定が無ければ触りません。数値の 0 や文字の「0」も「入っている」扱いです
- 「条件に使った項目を変えたときも入れ直す」を付けると、区分を選び直した瞬間に初期値が入ります(新規作成の画面のみ)
- 同じ項目を2つのルールが指しているときは、先に入れた値が残ります(あとのルールに「上書きする」が付いていれば入れ直します)
- 入れ先と値の型が合わないときは何もしません(保存は止めません)
できないこと
- サブテーブルの中の列には入れられません(テーブルの外の項目だけ)
- 連番は作れません(無料の「自動採番」プラグインをお使いください)
- CSV読み込み・API・一覧のインライン編集では入りません
- 所属組織は、組織に入っていない人や、ユーザー情報を読めない環境では入りません。複数の組織に所属している人は、いちばん上の組織が入ります
- モバイル(スマートフォン用の画面)にはまだ対応していません
