株式会社COTSUBU

入力補助・採番

初期値の条件設定

レコードを作るたびの「決まった入力」を、条件に合わせて自動で入れる無料プラグインです。

無料でダウンロードv0.1.0・zip登録不要・MITライセンス・外部通信なし

できること

  • 入れられる値は8種類(固定値/今日の日付/今の日時/ログインした人(ユーザー選択)/その氏名/そのログイン名/その所属組織/ほかの項目のコピー)
  • 条件は「〇〇が△△のとき」。複数の条件を「かつ/または」で組み合わせられる。「条件なし(常に入れる)」も選べる
  • すでに値が入っている項目は上書きしないのが既定。ルールごとに「上書きする」へ変えられる
  • 数値の 0 や文字の「0」は「値が入っている」扱い。うっかり 0 を書き換えない
  • 条件に使った項目を変えたときに、その場で入れ直すこともできる(例:区分を「法人」にした瞬間に担当部署が入る)
  • 入れ先の型に合わせて値を直す(今の日時→日付の項目なら日付だけ、日時→時刻の項目なら時刻だけ)
  • kintoneの標準機能と違い、条件によって入れる値を変えられる

使える場面

受付日・担当者をいちいち入れている

「受付日に今日の日付」「担当者にログインした人」を条件なしで入れておけば、新規作成の画面を開いた時点で埋まります。入力の手間も入れ忘れも減ります。

区分によって担当部署が決まっている

「区分が『法人』のときは担当部署に『法人営業部』、『個人』のときは『個人営業部』」。よく使う組み合わせを初期値にしておけば、選び間違いが減ります。

申請アプリで「申請者の部署」を毎回選んでいる

ログインした人の所属組織を自動で入れられます。kintoneのユーザー情報から取るので、外部とは通信しません。

入れ方

プラグインは kintone のスタンダードコース以上で使えます。読み込みにはシステム管理者の権限が必要です。

  1. 1

    zip をダウンロード

    このページの「無料でダウンロード」から zip ファイルを保存します。解凍はしません。

  2. 2

    kintone に読み込む

    kintone の「システム管理」→「プラグイン」→「読み込む」で zip を選びます。kintone のシステム管理者の権限が必要です。

  3. 3

    アプリに追加する

    使いたいアプリの「アプリの設定」→「プラグイン」→「追加する」で、このプラグインを選びます。

  4. 4

    設定してアプリを更新

    歯車アイコンから設定し、「保存する」→「アプリを更新」で完了です。

何が変わるか

kintoneにも「初期値」の設定があり、日付は「レコード登録時の日付」、ユーザー選択は「ログインユーザー」を初期値にできます。ただし条件で入れ分けることはできず、「ログインした人の氏名や所属組織を、文字列の項目に入れる」「区分によって変わる担当部署を入れる」といったこともできません(標準機能の細かい仕様は、最新をサイボウズの公式ヘルプで確認してください)。そこは結局その都度手で入力することになります。

このプラグインを入れると、新規作成の画面を開いた時点で、条件に合った値が自動で入ります。

区分が「法人」のとき → 担当部署に「法人営業部」、受付日に今日の日付、担当者にログインした人

そして、すでに値が入っているところは触りません。だから「レコードを再利用する」で作ったレコードの値が消えることもありません。

入れられる値

値の種類 入る内容 よく使う入れ先
決まった文字(固定値) 設定した文字そのまま 文字列・ドロップダウン
今日の日付 2026-09-20 日付
今の日時 画面を開いた時刻 日時・時刻
ログインしている人 その人のユーザー ユーザー選択
ログインしている人の氏名 佐藤 太郎 文字列
ログインしている人のログイン名 sato 文字列
所属組織 営業部 組織選択・文字列
ほかの項目の値 その項目の値をそのまま 型に合わせて変換

型が違うときは、入れ先に合わせて直します(「今の日時」を日付の項目に入れれば日付だけ、時刻の項目に入れれば時刻だけ)。直せないときは何もしません。保存が止まることはありません。

設定の仕方

  1. アプリの設定 →「プラグイン」→「初期値の条件設定」の歯車アイコンを開く
  2. 「+ ルールを追加」を押し、「いつ入れるか」を選ぶ(常に入れる/すべての条件に当てはまるとき/どれか1つでも当てはまるとき)
  3. 条件を付ける場合は「もし[項目]が[値][と等しい など]」を作る
  4. 「そのとき、次の値を入れる」で、項目と値の種類を選ぶ(「+ 入れる項目を追加」で増やせます)
  5. すでに入っている値も入れ直したいときだけ「すでに値が入っていても上書きする」にチェック
  6. 「保存する」→ アプリの設定画面で「アプリを更新」

動きのルール

  • 動くのはレコードの新規作成画面だけです
  • 値が入っている項目は、上書き指定が無ければ触りません。数値の 0 や文字の「0」も「入っている」扱いです
  • 「条件に使った項目を変えたときも入れ直す」を付けると、区分を選び直した瞬間に初期値が入ります(新規作成の画面のみ)
  • 同じ項目を2つのルールが指しているときは、先に入れた値が残ります(あとのルールに「上書きする」が付いていれば入れ直します)
  • 入れ先と値の型が合わないときは何もしません(保存は止めません)

できないこと

  • サブテーブルの中の列には入れられません(テーブルの外の項目だけ)
  • 連番は作れません(無料の「自動採番」プラグインをお使いください)
  • CSV読み込み・API・一覧のインライン編集では入りません
  • 所属組織は、組織に入っていない人や、ユーザー情報を読めない環境では入りません。複数の組織に所属している人は、いちばん上の組織が入ります
  • モバイル(スマートフォン用の画面)にはまだ対応していません

よくある質問

Q. 無料で使えますか

無料です。MITライセンスなので、商用でも無料で使えます。会員登録も不要です。

Q. kintone標準の「初期値」と何が違いますか

kintoneの標準の初期値でも、今日の日付やログインユーザーは入れられますが、条件で入れ分けることはできません。このプラグインは「区分が法人のときだけ」のように条件を付けられ、ログインした人の氏名や所属組織を文字列の項目に入れたり、ほかの項目の値を入れたりもできます。

Q. すでに入力してある値が消えませんか

消えません。値が入っている項目は、そのルールで「上書きする」を選んだときだけ入れ直します。数値の 0 も「入っている」扱いなので、勝手に書き換わりません。

Q. 「レコードを再利用する」で作ったときはどうなりますか

コピーされた値がすでに入っているので、上書き指定が無ければそのまま残ります。空いている項目にだけ初期値が入ります。

Q. どの画面で動きますか

レコードの新規作成画面です。一覧画面の「+」から作った場合も新規作成画面が開くので入ります。一覧の中で行を編集する画面(インライン編集)、CSV読み込み、API経由の登録には入りません(kintoneに新規作成のイベントが無いためです)。

Q. 連番は作れますか

作れません。連番は無料の「自動採番」プラグインをお使いください。このプラグインは「値を入れる」だけで、ほかのレコードを読みません。

Q. ドロップダウンやチェックボックスにも入れられますか

入れられます。ただし選択肢とまったく同じ文字のときだけです。違う文字を設定しても、何も入らないだけでエラーにはなりません。

Q. ユーザー選択の項目に、特定の人を固定で入れられますか

入れられます。固定値には表示名ではなく「ログイン名(コード)」を書いてください。カンマ区切りで複数の人を指定できます。

Q. 自治体のLGWAN環境でも使えますか

使えます。外部のサーバーとは通信しません。所属組織も、kintoneが持っているユーザー情報から取ります。

更新履歴

  • v0.1.0(2026-09-20)最初の公開版

ライセンス・ソースコード

MITライセンスです。商用でも無料で使え、改変もできます。条文を見る

開発中の有料版で追加する機能

  • すでにあるレコードへ、あとからまとめて初期値を入れる
  • サブテーブルの行を追加したときに、行の中の項目へ初期値を入れる

「こんなプラグインが欲しい」「うちの業務に合わせて直したい」

ご要望は無料プラグインとして作って公開するか、御社向けのカスタマイズとしてお見積もりします。

関連する記事