何が変わるか
明細のサブテーブルを持つアプリで、「この明細の合計はいくらか」「何行あるか」「平均はいくらか」を、設定だけで数値項目に入れられます。
kintoneの計算フィールドでも SUM(明細.金額) で合計は出せます。ただし、
- 行を絞った合計(区分が『対象』の行だけ)は作れません
- 件数・最大・最小・平均は作れません
- 計算フィールドは編集できない項目になるので、あとから手で直せません
このプラグインは、普通の数値項目に値を入れます。一覧の集計・グラフ・絞り込み条件に、そのまま使えます。
集計の種類
| 種類 | 何が入るか |
|---|---|
| 合計 | 選んだ列の合計 |
| 件数 | 行の数(または、その列に値が入っている行の数) |
| 最大 | 選んだ列のいちばん大きい値 |
| 最小 | 選んだ列のいちばん小さい値 |
| 平均 | 合計 ÷ 値が入っている行数 |
行の絞り込み
条件は同じサブテーブルの列に対して書きます。条件を1つも書かなければ、すべての行が対象です。
| 比較 | 使いどころ |
|---|---|
| と等しい/と等しくない | 区分が『課税』の行だけ |
| を含む | 品名に「送料」が入る行だけ |
| が空欄/が空欄でない | 単価を入れ忘れた行を数える |
| より大きい/以上/より小さい/以下 | 金額が1000以上の行だけ |
条件が複数のときは「すべて満たす(かつ)」「どれか満たす(または)」を選べます。数の比較では、数として読めない行・空欄の行は対象外になります。
空欄と小数の扱い
- 空欄の行は「0」ではなく「無かったこと」として扱います。合計の結果は変わりませんが、平均の分母には入りません
- 数として読めない文字(「約100」など)が入っている行は、集計から外れます。全角の数字(123)は半角として読みます
- 小数は桁をそろえて足すので、0.1 + 0.2 はきちんと 0.3 になります
- 割り切れない平均などは、「小数点以下の桁数」を決めて四捨五入できます
- 集計する行が1つも無いときは、0 を入れるか、空欄にするかを選べます
設定の仕方
- アプリの設定 →「プラグイン」→「合計・集計」の歯車アイコンを開く
- 「+ ルールを追加」を押し、集計するサブテーブルを選ぶ
- 集計の種類(合計・件数・最大・最小・平均)と、集計する列を選ぶ
- 必要なら「行の絞り込み」の条件を足す
- 結果を入れる項目(テーブルの外の数値項目)を選ぶ
- 小数点以下の桁数、対象の行が無いときの入れ方、入れるタイミングを決める
- 「保存する」→ アプリの設定画面で「アプリを更新」
設定画面には「この設定の意味:行や値を変えたときに『明細』の 『区分』が『対象』と等しい の行 の『金額』の合計を、『合計金額』へ入れる」という確認用の文が出ます。
できないこと
- 集計の結果を、サブテーブルの中の列には入れられません(行ごとの値にならないため)
- 集計できる列は「数値」と「計算」です。結果を入れられるのは「数値」だけです(計算フィールドには入れられません)
- 別のアプリのレコード(関連レコード)の集計はできません
- CSV読み込み・API・ほかのプラグインからの保存では動きません(画面のイベントで動いているためです)
- モバイル(スマートフォン用の画面)・プロセス管理の実行時にはまだ対応していません
