何が変わるか
kintoneには「この項目はメールアドレスの形で入力してほしい」という設定がありません。そのため、全角の「@」が入ったメールアドレスや、ハイフンだらけの郵便番号が、そのまま保存されてしまいます。気づくのは、メールが届かないときや、CSVで書き出したときです。
このプラグインを入れると、形が違う値は保存の時点で止まります。
「メールアドレス」……メールアドレスの形式で入力してください(例:info@example.com)。
設定は「項目を選んで、形式を選ぶ」だけです。
選べる形式
| 形式 | 通る例 | 通らない例 |
|---|---|---|
| メールアドレス | info@example.com |
info@example.com(全角@) |
| 電話番号(日本) | 03-1234-5678 / 09012345678 / +81-3-1234-5678 |
03(1234)5678 / 9桁・12桁 |
| 郵便番号 | 123-4567 / 1234567 |
〒123-4567 / 全角 |
| URL | https://example.com/a?b=1 |
example.com(スキーム無し) |
| 法人番号(13桁) | 1180301018771 |
1桁違い・桁数違い |
| 半角英数のみ | AB1234 |
AB12 / AB-12 |
| 全角カナのみ | ヤマダ タロウ |
やまだ / ヤマダ |
| 数字のみ | 0123 |
0123 / 12.3 |
| 正規表現(上級者向け) | 自分で決めた形 | — |
法人番号のチェックディジット
法人番号は、13桁の1桁目が「検査用数字」になっています。残りの12桁から国税庁の計算式で導ける数字で、これが合っているかどうかを見れば、1桁の打ち間違いや、隣り合う数字の入れ替えを見つけられます。
このプラグインは、その計算を kintone の画面の中だけで行います(外部とは通信しません)。実在する法人かどうかまでは分かりませんが、「打ち間違えたまま請求書に載る」は防げます。
設定の仕方
- アプリの設定 →「プラグイン」→「入力形式チェック」の歯車アイコンを開く
- 「+ 項目を追加」で、チェックしたい項目と形式を選ぶ
- 必要ならメッセージを書き換える(空欄なら形式ごとの既定文が出ます)
- 空欄も許さない項目は「空欄も認めない(必須にする)」にチェック
- 「保存する」→ アプリの設定画面で「アプリを更新」
できないこと
- 空欄はチェックしません(チェックを付ければ必須にできます)
- 全角で入っている英数字は「誤り」になります。自動で半角に直したいときは「入力値の整形」と組み合わせてください
- URLは半角のみです。日本語ドメイン(例:例え.jp)はそのままでは通りません
- 対象にできるのは、文字列(1行・複数行)・数値・リンクの項目と、サブテーブルの同じ型の列です
- 一括更新・API・CSV読み込みでの保存は、kintoneの仕組み上チェックできません
- モバイル(スマートフォン用の画面)にはまだ対応していません
