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kintone開発の見積もり相場は?料金体系3つと見積もりのチェックポイント

宇田川 将也|5分
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kintone構築の相場は、定額パッケージで1業務あたり10万円から40万円程度が目安です。この幅が何で決まるのかを分解すると、見積もりの読み方が分かります。

このページは外注の見積書の読み方です。ライセンス料まで含めた「使い続けるといくらか」は、2章 費用の全体像をご覧ください。

3つの料金体系

体系 相場 向く場面
定額パッケージ 1業務 10万〜40万円 要件が標準的。何を作るか決まっている
時間単価 1人日 5万〜15万円 要件が読めない。カスタマイズが多い
月額保守 月 3万〜15万円 継続的に改善したい

中小企業の最初の1アプリは、定額パッケージが向きます。 時間単価は上限が読めず、予算を組みにくいためです。

費用は何で決まるのか

見積もりの差は、次の要素で説明できます。

要素 費用への影響
アプリの数 大。1つと3つでは工数が3倍以上になる
フィールド数 小。並べるだけなので時間はかからない
プロセス管理の有無 中。承認ルートの設計に時間がかかる
既存データの移行 大。データの整形が最も時間を食う
JavaScriptカスタマイズ 大。標準機能で済むかどうかが分かれ目
外部システム連携 大。相手側の仕様確認が必要
打ち合わせ回数 中。回数が多いほど積み上がる

意外に思われるのが、フィールド数の影響が小さいことです。項目を50個並べても、10個並べても、作業時間はほとんど変わりません。

逆に、既存データの移行が最も時間を食います。Excelの表記ゆれ、重複、欠損の処理が実作業の大半になります。

見積もりを見るときのチェックポイント

1. 何アプリ分か

「kintone構築一式」だけの見積もりは危険です。アプリ数が書かれているかを確認してください。

2. 打ち合わせは何回か

回数の上限があるか、超えた場合の追加費用がいくらかを確認します。

3. データ移行は含まれるか

含まれない見積もりが多くあります。「既存Excelから何件のデータを移すか」を明示してください。

4. 修正は何回まで無料か

納品後に必ず直したくなります。何回まで、いつまで無料かを確認します。

5. kintoneライセンス費は別か

ほぼ確実に別です。ライセンス費は次の通りです。

コース 月額(1ユーザー) 最小ユーザー数 アプリ数上限
ライト 1,000円 10 200
スタンダード 1,800円 10 1,000
ワイド 3,000円 1,000 3,000

すべて税抜です。プラグインやJavaScriptカスタマイズを使うならスタンダード以上が必要です。

6. 月額保守に何が含まれるか

質問対応だけなのか、改修まで含むのか。含む場合、月何時間までか。

見積もりは「2年間の総額」で比べる

初期費用と月額の組み合わせは会社ごとに違うため、2年間の総額に直して比べるのが確実です。

見積もりの形 初期費用 月額 2年間の総額
初期が高く、月額が安い 40万円 3万円 112万円
初期が安く、月額が高い 10万円 8万円 202万円
初期0円、月額のみ 0円 5万円 120万円

(金額は比較のための例です。kintoneのライセンス料は別)

初期が安くても月額が高ければ、2年で逆転します。 月額に何が含まれるか(改修の時間、質問対応、定例の回数)も合わせて確認してください。

無償構築という選択肢

近年、構築まで無償で提供する事業者が出てきています。AIによって1社あたりの工数が下がったためです。

株式会社COTSUBUでは、最大1ヶ月の構築フェーズを無償で提供しています。使えると判断された場合に納品し、以降は月額でご一緒します。使わないと決められた場合、費用は発生しません。

費用(税別)
相談(30分) 0円
構築フェーズ(最大1ヶ月) 0円
納品時の初期費用 0円
継続サポート 月額5万円〜(最低12ヶ月)

月額5万円には、改善・追加開発が月2時間まで、質問対応、月1回の定例が含まれます。2業務目以降は1業務30万円からです。kintoneライセンス料は別途、お客様のご契約です(2026年9月時点の料金。最新は料金ページ)。

払う前に動くものを見て判断できるため、相場と比較する前に実物で確かめられます。条件は1業務・1アプリまで、受け入れは月2社までです。

まとめ

  • 定額パッケージの相場は1業務10万〜40万円
  • 見積もりは2年間の総額に直して比べる
  • 費用を決めるのはアプリ数、データ移行、カスタマイズの有無
  • フィールド数の影響は小さく、データ移行の影響が最も大きい
  • 見積もりはアプリ数、打ち合わせ回数、データ移行、修正保証、月額を確認
  • 総額で比較する。初期の安さだけで決めない

→ kintone導入支援の詳細 → kintoneのライトとスタンダードの違い → kintoneパートナーの選び方

よくある質問

kintoneのアプリ1つを外注すると、いくらくらいかかりますか

定額パッケージなら1業務あたり10万〜40万円程度が目安です。データ移行やJavaScriptカスタマイズ、外部システム連携が入ると上がります。COTSUBUでは1業務・1アプリまでの構築を最大1ヶ月0円で行い、使うと決めた場合に月額5万円からご契約いただきます。

kintoneのライセンス費用は見積もりに含まれますか

ほぼすべての開発会社で別です。スタンダードコースは1ユーザー月1,800円(税抜)、最小10ユーザーからです。プラグインやJavaScriptカスタマイズを使うならスタンダード以上が必要です。

見積もりで一番差が出るのはどこですか

既存データの移行と、JavaScriptカスタマイズの有無です。フィールドの数はほとんど影響しません。Excelの表記ゆれや重複の整理が、実作業の大半を占めることがよくあります。

初期費用が安い会社と月額が安い会社、どちらを選ぶべきですか

2年間の総額で比べてください。初期が安くても月額が高いと2年で逆転します。月額に改修の時間や質問対応が含まれるかも確認が必要です。

宇田川 将也/ 代表取締役

2024年に総務省の地域活性化起業人として島根県海士町に着任。役場に住み込んで業務改善に従事し、kintoneで電子決裁や定期健診管理を構築しました。

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