株式会社COTSUBU
kintone

kintoneのライトとスタンダードの違い|どちらを選ぶべきか

宇田川 将也|4分
kintone料金プランライセンスコース費用

プラグインや外部連携を使う予定があるならスタンダードコースです。使わないならライトコースで足ります。この一点でほぼ判断できます。

料金と上限の比較

項目 ライト スタンダード ワイド
月額(1ユーザー) 1,000円 1,800円 3,000円
年額(1ユーザー) 12,000円 21,600円 36,000円
最小ユーザー数 10 10 1,000
アプリ数 200 1,000 3,000
スペース数 100 500 1,000
ディスク容量 5GB×ユーザー数 5GB×ユーザー数 5GB×ユーザー数

すべて税抜です(2026年9月時点。サイボウズの料金ページで確認)。最小10ユーザーなので、ライトでも月額1万円からとなります。

機能の違い

機能 ライト スタンダード ワイド
kintone AI なし 500クレジット×ユーザー 1,000クレジット×ユーザー
外部連携・プラグイン なし あり あり
ポータル追加 なし 3枚 10枚
APIリクエスト/日 なし 1万 10万
大規模利用向け機能 なし なし あり

決定的な差は、プラグインとAPIが使えるかどうかです。

ライトで足りる場合

次の条件に当てはまるなら、ライトで問題ありません。

  • 標準機能だけでアプリを作る
  • 外部システムとの連携をしない
  • 帳票出力にプラグインを使わない
  • 社外への公開ビューを作らない
  • kintone単体で業務が完結する

最初の1アプリは、たいていライトで作れます。 迷ったらライトで始め、必要になったらアップグレードするのが無駄がありません。

スタンダードが必要になる場面

1. 帳票を出力したい

請求書、見積書、報告書。kintoneの標準機能では、レイアウトを整えた帳票の出力ができません。プラグインが必要になります。

2. 外部システムと連携したい

会計ソフト、基幹システム、Webフォーム。APIを使う場合、スタンダード以上が必要です。

3. 社外に見せたい

顧客や取引先にデータを見せる場合、社外公開用のサービスを使います。これもプラグイン扱いです。

4. JavaScriptカスタマイズをしたい

入力チェック、画面の動的な制御、外部APIの呼び出し。これらはスタンダード以上になります。

5. アプリ数が200を超える

全社で使い込むと到達します。ただし、多くの中小企業では当面問題になりません。

kintone AIについて

スタンダード以上でkintone AIが使えます。ユーザーあたり500クレジットが付きます。

ただし、AIでの構築支援を外部に頼む場合、この機能の有無は関係ありません。 事業者側が自社のAI環境で設計を行うためです。

株式会社COTSUBUでは、要件整理、アプリ設計、フィールド定義、テストデータの生成をAIで行っています。kintoneのプランに関わらず、構築の速度は変わりません。

判断のフローチャート

帳票出力・外部連携・JSカスタマイズのどれかを使う?
  はい → スタンダード
  いいえ → アプリ数は200以下?
            はい → ライト
            いいえ → スタンダード

コスト試算の例

20人の会社で、標準機能のみを使う場合。

プラン 月額 年額
ライト 20,000円 240,000円
スタンダード 36,000円 432,000円

差は年間19万円強です。プラグインが1つ必要なだけでスタンダードになるので、必要な機能を先に洗い出してください。

途中でアップグレードできるか

できます。ライトで始めてスタンダードに上げることは可能です。逆にダウングレードは、アプリ数やプラグインの利用状況によって制約が出ます。

迷ったらライトで始めるのが無駄がありません。

まとめ

  • 決定的な差はプラグインとAPIが使えるか
  • 標準機能だけならライト(月1,000円/ユーザー)で足りる
  • 帳票、外部連携、社外公開、JSカスタマイズならスタンダード
  • 最小10ユーザーなので、ライトでも月額1万円から
  • 迷ったらライトで始め、必要になったら上げる

→ kintone導入支援の詳細 → kintone開発の見積もり相場 → 5章 アプリ設計の基本

よくある質問

kintoneのライトとスタンダードの一番の違いは何ですか

プラグインや外部サービス連携、APIが使えるかどうかです。ライトでは使えず、スタンダード以上で使えます。帳票出力、外部システム連携、社外公開、JavaScriptカスタマイズのどれかが必要ならスタンダードを選んでください。

kintoneの料金はいくらですか

1ユーザーあたりの月額(税抜)は、ライト1,000円、スタンダード1,800円、ワイド3,000円です。ライトとスタンダードは最小10ユーザー、ワイドは最小1,000ユーザーからです(2026年9月時点)。

ライトで始めて、後からスタンダードに変えられますか

変えられます。迷ったらライトで始め、プラグインや連携が必要になった時点で上げるのが無駄がありません。逆に下げる場合は、アプリ数やプラグインの利用状況によって制約が出ます。

kintone AIはどのプランで使えますか

スタンダード以上で使えます。クレジットはスタンダードが1ユーザーあたり500、ワイドが1,000です。

宇田川 将也/ 代表取締役

2024年に総務省の地域活性化起業人として島根県海士町に着任。役場に住み込んで業務改善に従事し、kintoneで電子決裁や定期健診管理を構築しました。

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