CHAPTER 12
業務改善を続ける体制の作り方
この章で分かること
- 業務一覧表の持ち主の決め方と、月次30分・四半期・年1回の手順
- 担当が替わっても続く形(引き継ぎに要る4つ)と、自社でやる範囲の広げ方
- 外に頼み続ける条件/終える条件
この章の目次(12)
- 1続ける単位は「1本ずつ」
- 2台帳の持ち主を1人決める
- 3月次30分の手順
- 4四半期:表を実態に合わせる
- 5年1回:2周目の流れを選ぶ
- 6人が替わっても続く形
- 7自社でやる範囲を広げる
- 8外に頼み続ける条件/終える条件
- 9よくある間違いを5つ
- 10この本の使い方
- 11更新の約束
- 12相談したいとき
業務一覧表は、作った日から古くなります。 人が替わり、取引先が増え、去年やめた確認が「念のため」で復活する。半年後にその表を開いて「これはもう実態と違う」と言われたら、棚卸しはもう二度と始まりません。 この章は、台帳の持ち主を1人決め、月次30分・四半期・年1回の3つの周期を置き、2周目を回せる形にするための章です。
この章で分かること
- 業務一覧表の持ち主の決め方と、月次30分・四半期・年1回の手順
- 担当が替わっても続く形(引き継ぎに要る4つ)と、自社でやる範囲の広げ方
- 外に頼み続ける条件/終える条件
続ける単位は「1本ずつ」
続ける体制と言っても、毎月全業務を見直すわけではありません。回すのは1本の改善です。
ここを勘違いすると、体制づくりが目的化します。改善活動の推進委員会を作り、各部門から委員を出し、月次で全社の進捗を持ち寄る——こういう形は、始めた年はうまくいきます。参加者に熱があるからです。ところが2年目になると、報告のための資料づくりが仕事になり、3年目には開催そのものが隔月になり、やがて自然消滅します。
続く形と続かない形の違いは、参加人数と準備時間で決まります。1人が30分で準備なしに開ける形なら、忙しい月でも残ります。5人の日程を合わせて資料を用意する形は、忙しい月に飛びます。1回飛ぶと次も飛び、2回飛ぶと戻りません。この本が月次を30分・1人分の作業に切り詰めているのは、続ける確率をそこまで上げないと現実には続かないからです。
もうひとつ、1本ずつ回すことには別の効果があります。同時に1〜2本しか走っていなければ、月次で見る対象がそれだけになり、話が具体的になります。10本走っていると、どれも「進行中です」で終わります。進捗が言葉で済んでしまう場は、何も判定していません。
| 周期 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 月次 | 走っている改善の状況を見る。判定日が来たものを判定する。次の1本を着手する | 30分 |
| 四半期 | 業務一覧表を実態に合わせて直す | 1〜2時間 |
| 年1回 | 2周目の対象(流れ)を選び直す | 半日 |
この表は、3つの周期がそれぞれ別の目的を持っていると読んでください。月次は改善を1本ずつ前に進める場、四半期は表を実態に合わせる場、年1回は次にどこを見るかを選ぶ場です。役割が違うので、月次を3回やれば四半期の代わりになる、ということはありません。逆に、四半期と年1回を飛ばして月次だけを回すと、1周目の流れの中で小さな改善を延々と続けることになります。
時間が取れない時期は、四半期を飛ばしてください。月次と年1回は飛ばしません。月次を飛ばすと改善が止まり、年1回を飛ばすと2周目が来ません。四半期は、次の四半期にまとめて2回分やれば取り返せます。飛ばしてよいものを決めておくのは、10章で扱った「落とす順番を決める」のと同じ考え方です。
この3つ以外はやりません。 週次の進捗会議も、全社の改善報告会も要りません。増やすと、続けることそのものが業務になり、最初にやめる対象になります。
台帳の持ち主を1人決める
業務一覧表・ムダ棚卸し表・着手順の表・改善カード。これらをまとめて台帳と呼びます。台帳には持ち主が要ります。
| 決めること | 条件 |
|---|---|
| 持ち主 | 氏名で1人。 部門名にしない。1章の旗振り役がそのまま持つのが自然 |
| 置き場所 | 1か所。 全員が同じ場所を開ける状態にする |
| 更新できる人 | 持ち主+1人(持ち主が不在のときに止まらないように) |
| 見られる人 | 対象部門の全員。隠すと、次の棚卸しで協力が得られない |
持ち主を部門名で書かないでください。 「管理部が持つ」と書かれた台帳は、半年後に誰も開いていません。
置き場所を1か所にしてください。 各自のパソコンにコピーがある状態は、二重管理(6章のムダ4)です。自分たちが直した当のムダを、自分たちの台帳で作ることになります。
月次30分の手順
毎月、決まった日に30分だけ開きます。手順を紙にして、誰がやっても同じになるようにしてください。
| 順 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 1 | 走っている改善(最大2本)の状況を確認する | 5分 |
| 2 | 判定日が来た改善を判定する(11章の6行を書く) | 10分 |
| 3 | 終わった改善の「止めること」が実際に止まったかを見る | 5分 |
| 4 | 次の1本を着手順の表から選び、着手日と完了予定日を入れる | 5分 |
| 5 | 「片づけ」に入れた小さな改善で、実施されたものを記録する | 5分 |
3番を毎月必ず見てください。 効果が出ない最大の原因は、古いやり方が止まっていないことです(11章)。止まっていなければ、その場で止める日を決め直します。
月次が消えていくのは、たとえばこういう過程です。棚卸しは順調に終わり、1本目の改善も効果が出た。月次の場も設定され、最初の3か月はきちんと開かれている。
4か月目、決算の準備が重なって1回飛びます。誰も困りません。走っていた改善はすでに動いており、放っておいても止まらないからです。5か月目は「先月やらなかったから、2か月分まとめて」という話になり、日程調整に手間取って、また流れます。6か月目には、月次があったこと自体が話題に上らなくなります。
1年後には、業務一覧表は最初に作ったまま、改善は1本で止まり、着手順の表には手を付けていない行が何十も残っている——表も打ち手も全部そろっているのに、開く日が決まっていないという理由だけで、1年分の改善が動かないことになります。
足りないのは、意欲でも能力でもありません。飛ばした月に取り返す手順が決まっていないことです。飛ばすこと自体は起きます。起きた前提で、「飛んだ月は翌月に30分を2回取る」とだけ決めておけば、5か月目で戻れます。点検リストの3番を必須にしているのは、日が決まっていることが、能力よりも強く効くからです。
月次の場に、決裁者を毎回呼ぶ必要はありません。 呼ぶのは、次の1本に予算が要るときだけです。毎回呼ぶと日程が合わず、月次が飛びます。
四半期:表を実態に合わせる
3か月に一度、業務一覧表を開いて直します。全行を見直しません。変わったところだけです。
| 見るところ | 直し方 |
|---|---|
| 改善した業務の行 | 頻度・入れ物・転記の列を、いまの実態に書き換える |
| 人が替わった行 | 担当(部門・役割・人数)を直す |
| 新しく増えた業務 | 行を足す。粒度は3章のテストでそろえる |
| 消えた業務 | 行を消さず、「終了」と日付を入れて残す |
消えた行を消さないでください。 「あの作業はいつやめたのか」は、監査・引き継ぎ・トラブルのときに必ず聞かれます。終了日を入れて残すのが最も安全です。
四半期の更新を1〜2時間で終えるには、行数を50前後に保つことが必要です(3章)。行が200行に膨らんだ表は、誰も更新しません。粒度が細かくなりすぎたら、統合してください。
年1回:2周目の流れを選ぶ
1年たったら、2章に戻ります。追う流れを選び直します。
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 1年間で実施した改善の一覧と、効果(11章の6行)を並べる |
| 2 | 1周目の流れ以外で、詰まっている流れを挙げる |
| 3 | 2章の3基準(件数が多い・関係部門をまたぐ・困りごとが具体的)で1本選ぶ |
| 4 | 1章の発注書6行を書き直す(目的・対象・期限・出すもの・使い道・決める人) |
| 5 | 3章から回す |
2周目は、1周目より確実に速く終わります。 表の形(12列)も、数え方も、指差し会の進め方も、社内に残っているためです。1周目に2週間かかった部門が、2周目は1週間で終わることは珍しくありません。
2周目の対象を、1周目と同じ流れにしないでください。 同じ流れの2本目・3本目の改善は、月次の中で回します。年1回の見直しで選ぶのは、まだ一度も見ていない流れです。
人が替わっても続く形
持ち主が異動・退職しても続くために、引き継ぎに必要なものは4つだけです。
| # | 引き継ぐもの | 中身 |
|---|---|---|
| 1 | 台帳の場所と編集権限 | どこにあり、誰が直せるか |
| 2 | 月次30分の手順書 | 紙1枚。この章の5ステップ |
| 3 | 判定待ちの一覧 | いつ・何を判定するか |
| 4 | 決めごとの記録 | 正の台帳はどれか/残すと決めたムダとその根拠/棚に戻した理由 |
4番目を渡さないと、次の人が同じ議論をやり直します。 特に「残すと決めたムダ」(6章)の根拠が失われると、次の担当が法令上必要な確認を「ムダ」として消す事故が起きます。
この4つは、引き継ぎの日に集めるものではありません。日々の運用の中で、常に最新になっている状態を保ってください。1から3は月次を回していれば自然に最新になります。手を入れる必要があるのは4番だけで、それも「決めたその日に1行足す」で足ります。引き継ぎのために特別な資料を作る手間が発生しているなら、日常の記録の付け方に問題があります。
手順書は、実際にその通りにやってみて直してください。 書いた人しか実行できない手順書は、引き継ぎの役に立ちません。
自社でやる範囲を広げる
棚卸しを外に頼んだ会社も、少しずつ自社でやる範囲を広げられます。難しい順ではなく、頼りやすい順に外していきます。
| 段階 | 自社でやること | まだ頼んでよいこと |
|---|---|---|
| 1 | 書き出し(3章の表を埋める)と、数える(4章) | 進行・粒度の判断・着手順の設計 |
| 2 | + 指差し会の進行(5章)と、ムダの分類(6章) | 着手順の設計・打ち手の選定 |
| 3 | + 着手順の採点(7章)と、打ち手の選択(8章) | 道具を入れる判断・見積の評価 |
| 4 | 全部。外に頼むのは、判断に迷ったときの相談だけ | — |
この表は、いま自社がどの段階にいるかを判定するためではなく、次にどこを取りに行くかを決めるために使ってください。段階は年単位で上がるものなので、毎年1つずつ内側に取り込めば十分です。4段階を早く登り切ることに価値はありません。段階2で止まったまま5年続いている会社のほうが、段階4に一度到達して2年で止まった会社より、結果として多くの業務を改善しています。
段階1から始めてください。 書き出しと数えることは、自社の人にしかできない仕事です(実データに触れるのは自社だけ)。逆に、進行役と粒度の判断は、外の人のほうが得意です。身内だと「この行は◯◯さんの仕事だから」と忖度が入ります。
段階を上げるか、いまの段階で続けるかで迷ったときは、続ける側に倒してください。判断の材料は、月次30分が自社だけで3か月続いたかどうかです。続いていないうちに範囲を広げると、広げた分がそのまま負担になり、月次そのものが飛びます。月次が飛べば、段階は上がるどころか0に戻ります。守るべき順番は、範囲を広げることではなく、回り続けることのほうです。
なお、システムを導入した後の「そのシステムを直し続ける体制」は、この本の範囲外です。kintoneの教科書 15章に、作ったものを運用し内製化する4段階があります。この章は、道具を持たない会社でも回る形に限定しています。
外に頼み続ける条件/終える条件
| 続けてよい条件 | 終えてよい条件 |
|---|---|
| 毎回、自社では出せない判断(優先順位・見積の妥当性)が返ってくる | 相手の提案が、自社で考えた内容と毎回同じになった |
| 自社の担当が、やり方を覚えつつある | 報告を受けるだけの月が3か月続いた |
| 月次の場が、頼んでいるから開けている | 自社だけで月次30分が回った月が3回続いた |
3つ目の「頼んでいるから開けている」は、正当な理由です。 外の人との約束があるから月次が飛ばない、というのは実際によくあり、それ自体に価値があります。ただし、そう自覚したうえで払ってください。
当社の場合、改善の実行支援は月5万円〜(業務の棚卸し・税別)、年1回の計画見直しは20万円〜(DX推進の計画づくり・税別)です。月次が自社で回っているなら、年1回だけ頼む形で十分です。
よくある間違いを5つ
「台帳の持ち主を部門名で決める」 ——半年後に誰も開いていません。直し方:氏名で1人。副を1人。
「全業務を毎月見直そうとする」 ——時間が取れず、3か月で消滅します。直し方:月次は走っている改善(最大2本)だけ。表の更新は四半期。
「改善が終わった業務の行を直さない」 ——表が実態とずれ、次の棚卸しで「この表は使えない」と言われます。直し方:四半期に、改善した行だけを実態に書き換える。
「消えた業務の行を削除する」 ——いつ・なぜやめたかが分からなくなり、監査・引き継ぎで困ります。直し方:終了日を入れて残す。
「2周目を、1周目と同じ流れでやる」 ——同じ流れの改善は月次で回せます。年1回の見直しで選ぶ意味がありません。直し方:まだ見ていない流れを選ぶ(2章に戻る)。
この本の使い方
12章を通しで読む必要はありません。自社が今いる場所の章から読み、その章の点検リストに○×を付けてください。 全12章に12本・142項目の点検リストが入っています。
| 区分 | 今いる場所 | 読む章 | 手元に残る点検リスト(項目数) |
|---|---|---|---|
| 構える | やるかどうか、どこを対象にするかを決める | 1・2章 | 始める前の判断12/対象の切り方12(計24) |
| 出す | 業務を書き出し、数え、確かめる | 3・4・5章 | 書き出しの粒度12/数え方12/フローと指差し会12(計36) |
| 選ぶ | ムダを拾い、順番を決め、打ち手を選ぶ | 6・7・8・9章 | ムダの見つけ方14/着手順の決定12/打ち手の選び方12/道具を入れる前12(計50) |
| 続ける | 現場を巻き込み、効果を測り、体制にする | 10・11・12章 | 現場の巻き込み10/効果の測り方12/続ける体制10(計32) |
この区分は、時間の順ではなく原因の順です。 着手順が決まらないなら7章ではなく4章(数えていない)に、数えられないなら4章ではなく3章(粒度がそろっていない)に、粒度がそろわないなら3章ではなく2章(部門で切った)に原因があります。後ろの章で詰まったら、前の区分に戻ってください。
読み方は3通りあります。通しで読む(これから棚卸しを始める場合)、点検リストだけ印刷して付ける(すでに業務一覧表がある会社の健康診断)、9章だけ読む(すでに道具を入れると決まっていて、見積を取る直前の場合)。
判断に迷ったときは、この本の骨になっている3つの原則に戻ってください。
- 数える前に順番を決めない。 実感で決めた着手順は必ず外れます。使うのは頻度・件数・人数・やり直しの回数であって、自己申告の作業時間ではありません(3・4・7章)
- 道具は6番目。 やめる・減らす・まとめる・順番を変える・人を変える——この5つを通した記録が無いまま道具を入れると、いまのムダをそのまま電子化することになります(8・9章)
- 名前と日付が書いていないものは動きません。 決める人・書く人・数える人・答える人・台帳の持ち主。この本の必須項目の多くは「氏名が書いてあるか」「日付が入っているか」です(全章)
更新の約束
- 正本はこのフォルダのMarkdownです。 ホワイトペーパー(PDF)・スライド・音声・動画は、すべてここから作ります。内容が食い違ったら、こちらが正しいと考えてください
- 出典のない統計・相場は書きません。 「◯%の企業が」「一般的に◯割の時間が」は、この本に1つもありません。判断に使う数字は、すべて自社で数えたものです(4章)
- 製品名・ツールの手順は書きません。 それがこの本の存在理由です。道具の話が必要になった時点で、kintoneの教科書・サイト制作の教科書・AI活用の教科書へリンクで譲っています。同じ表を2冊に書きません
- 当社の決めごとは、そう明記して理由を添えています。 ムダを4種類に絞ること(6章)、選択肢を6つにすること(8章)、90日・効果8点・難易度7点の境目(7章)、同時に2本まで(7章)——これらは絶対の正解ではなく、中小企業が2週間で回せる形に当社が寄せた結果です
- 料金は時点を明記します。 本書の記載は2026年9月時点で、すべて税別です。最新は各サービスページ(業務の棚卸し/業務効率化/DX推進の計画づくり/見積のセカンドオピニオン)が正です
- 内容を直したときは、該当する章を直し、更新履歴に残します
相談したいとき
- 自分で点検したい — 1章(始める前の判断12項目)と6章(ムダの見つけ方14項目)は、表と鉛筆だけで今日できます
- 1部門だけ試したい — 業務の棚卸し。初回相談と1部門の棚卸しは無料です(1部門は従業員10名程度まで)。全社(3部門以上)は30万円〜、改善計画の作成まで含めて50万円〜
- 順番を決めて、12ヶ月の計画にしたい — DX推進の計画づくり。初回相談と現状の整理は無料、計画づくりは50万円〜。計画を書いた人間がそのまま実行を担当します
- 1業務だけ、実際に形にしてみたい — 業務効率化。初回相談・棚卸し・構築(1業務)は無料で、使うと決めてから月5万円〜です
- 他社の見積が妥当か見てほしい — 見積のセカンドオピニオン。1社分5万円〜、3社比較10万円〜(すべて税別)
この本の点検リストに×が付いた項目を持ってきていただくのが、いちばん早い相談のしかたです。 どこが×かが分かっていれば、話は「何をやるか」ではなく「何から直すか」から始められます。
そして、×が1つも無い会社に、当社から売るものはありません。 そのときは、この本を社内の手順書としてそのまま使ってください。棚卸しは、外から買うものではなく、自社で毎年回すものです。
この章の点検リストを開く(自社の状態を○×で判定する用)
点検リスト:続ける体制(10項目)
1本目の改善が終わった時点、および年1回の見直しのときに付けます。
| # | チェック項目 | ○の条件 |
|---|---|---|
| 1 | 業務一覧表の持ち主が決まっているか | 氏名(部門名ではない) |
| 2 | 表の置き場所が1か所か | 全員が同じ場所を開ける |
| 3 | 月次で見る日が決まっているか | 曜日または日付が決まっている |
| 4 | 月次の手順が紙になっているか | 30分で終わる手順がある |
| 5 | 改善の判定日が全件に入っているか | 判定待ちの一覧がある |
| 6 | 四半期に表を更新しているか | 直近の更新日が3か月以内 |
| 7 | 年1回、次の流れを選んでいるか | 2周目の対象が決まっている |
| 8 | 担当が替わっても再現できるか | 引き継ぎの4点がそろっている |
| 9 | 自社でやる範囲と頼む範囲が線引きされているか | 表がある |
| 10 | 止まったときに相談する先が決まっているか | 社内・社外の連絡先がある |
合格ライン=10項目中8以上。ただし 1・3・7 のどれかが×なら、棚卸しは1回きりで終わります。
- 1が×:持ち主のいない台帳は、3か月で実態とずれます
- 3が×:日が決まっていない月次は、開かれません。改善活動は「来月やろう」で消えるのが、いちばんよくある終わり方です
- 7が×:2周目が無いなら、この本を使ったのは1回だけです。1本の改善のために棚卸しをしたことになり、費用対効果が合いません
更新日 2018年10月20日
