CHAPTER 06
業務のムダの見つけ方|転記・二重管理
この章で分かること
- 事務のムダを4種類に絞る理由と、それぞれを表・図のどこから拾うか
- ムダの原因は人ではなく「つなぎ目」にあること(原因の特定の仕方)
- 消してはいけないムダ(法令・検査・金銭の二重チェック)の見分け方
この章の目次(11)
- 1探すのは4種類だけ
- 21. 転記を拾う
- 32. 確認待ちを拾う
- 43. 探す時間を拾う
- 54. 二重管理を拾う
- 6ムダの棚卸し表(ひな形)
- 7原因は人ではなく、つなぎ目にある
- 8消してはいけないムダ
- 9並べる:年間の手数の大きい順
- 10よくある間違いを5つ
- 11この章の出口
事務のムダは4種類だけ探します。転記・確認待ち・探す時間・二重管理。 種類を絞るのは、絞らないと見つからないからです。「ムダを探してください」と言われて出てくるのは、たいてい「会議が多い」「人が足りない」で、どちらも表の行になりません。 この章は、4種類を表と図から機械的に拾い、年間の手数で並べ、残すべきムダと消せるムダを分けるための章です。
この章で分かること
- 事務のムダを4種類に絞る理由と、それぞれを表・図のどこから拾うか
- ムダの原因は人ではなく「つなぎ目」にあること(原因の特定の仕方)
- 消してはいけないムダ(法令・検査・金銭の二重チェック)の見分け方
探すのは4種類だけ
製造現場のムダの分類(運搬・在庫・手待ちなど)は、事務にそのまま当てはめると拾いにくくなります。当社の決めごととして、事務の棚卸しでは次の4種類だけを探します。
種類を絞ることが、なぜ探しやすさにつながるのか。理由は、事務のムダが目に見えないからです。工場なら、床に積み上がった仕掛品や、人が歩いている距離が目に入ります。事務では、同じ数字を2か所に打ち込んでいる人も、返事を待っている書類も、外から見れば「仕事をしている」としか見えません。見えないものを「探してください」と言われても、探しようがありません。
そこで、探す代わりに「照合する」形にします。4つの種類は、どれも3章の表か5章の図の特定の場所と結びついています。表の11列を見れば転記が拾え、8列を見れば二重管理が拾えます。探すのではなく、決まった列を上から見ていくだけの作業に変わります。だから、拾う人の経験や勘に左右されません。
この章の作業が、聞き取りではなく表の読み取りであることを、先に押さえておいてください。現場に「何がムダだと思いますか」と聞く工程は、この章にはありません。聞くのは3章で終わっています。ここは、集めた材料から機械的に問題を取り出す作業です。
| # | 種類 | 定義 | 表・図のどこから拾うか |
|---|---|---|---|
| 1 | 転記 | 同じ情報を、別の入れ物に書き写す | 表の11列(転記)/図で矢印の「形」が変わる場所 |
| 2 | 確認待ち | 次の人が着手するまでの間、返答を待つ間 | 図のレーンをまたぐ矢印/待ち日数/表の12列 |
| 3 | 探す | どこにあるか分からず、探している時間 | 4章で数えた「5分以上探した回数」 |
| 4 | 二重管理 | 同じ情報が2か所にあり、両方を人が維持している | 表の8列(入れ物)が2つ以上の行 |
この表は、右端の列だけを見て作業してください。左の3列は分類の説明で、実際に手を動かすときに使うのは「表・図のどこから拾うか」です。4行それぞれについて、指定された列や場所を一度ずつ通れば、この章の拾い出しは終わります。順番はどれからでも構いません。
拾いながら分類に迷う場面が必ず出ます。たとえば「基幹に入っている数字をExcelに書き写して、そのExcelを維持し続けている」は、転記でもあり二重管理でもあります。こういうときは、両方の行として書いてください。1つに決める必要はありません。分類は、後で消し方を考えるときの手がかりであって、正解を当てる作業ではないからです。
4つに絞る理由は3つです。①表の列から機械的に拾える(探す人の腕に依存しない)、②年間の手数で量を出せる(4章)、③消し方が8章の選択肢に直結する。「会議が多い」「属人化している」も問題ですが、これらは4つのムダの結果として現れます。 原因のほうを潰してください。
1. 転記を拾う
転記は、情報の形が変わる場所で起きます。図の矢印に「何を・どの形で」を書いた(5章)のは、これを拾うためです。
| 形が変わる例 | 転記か |
|---|---|
| 注文書PDF → 基幹システムに手入力 | 転記(1回) |
| 基幹の受注データ → Excelの出荷予定表に手入力 | 転記(1回) |
| Excel → 印刷して倉庫の棚に置く | 転記ではない(形は変わるが人が書き写していない) |
| 現場の手書き日報 → 集計表に入力 | 転記(1回) |
| 集計表 → 請求書に入力 | 転記(1回) |
転記は連なります。 1件の情報が、入口から出口までに何回書き写されるかを数えてください。これを転記チェーンと呼びます。
| 転記チェーンの長さ | 意味 |
|---|---|
| 0回 | 情報が1か所にあり、そのまま使われている |
| 1回 | 外から来たものを1回だけ取り込んでいる(正常なことが多い) |
| 2回以上 | 社内で同じ情報を作り直している。 ここが改善の本命 |
2回目以降の転記は、ほぼ全部が社内の都合です。 「基幹の画面が見づらいのでExcelに出している」「部門ごとに欲しい形が違う」——理由は必ずありますが、やめられる可能性が高い場所です。転記1回ごとに、打ち間違いが起きる機会と、元と写しが食い違う機会が増えます。やり直し(4章)の原因を遡ると、転記に行き着くことが多くあります。
2. 確認待ちを拾う
待ちは3つの型に分かれます。型によって消し方が違うので、分けて拾ってください。
| 型 | 中身 | よくある日数の出どころ | 消し方の方向(8章) |
|---|---|---|---|
| 承認待ち | 上長・他部門の承認を待つ | 申請日時と承認日時の差 | 承認の要否そのものを見直す(金額の閾値を上げる) |
| 返答待ち | 相手(顧客・仕入先・他部門)の返事を待つ | メールの往復時刻 | 聞かなくて済む形にする。聞き方をまとめる |
| 順番待ち | 担当者の手が空くのを待つ | 受付日と着手日の差 | 順番を変える・担当を変える・まとめてやる |
承認待ちを拾うときは、「その承認で否決されたことが何回あるか」を必ず聞いてください。 直近1年で0回なら、その承認は意思決定ではなく通知です。通知なら待つ必要がありません。これは8章で最も効く問いです。
返答待ちは、回数と往復数の両方を見ます。1回聞けば済むことを3往復しているなら、聞き方(様式・タイミング)に原因があります。
待ちの量は、日数 × 件数で出します。「1件2日 × 月120件」は月240件日の滞留で、滞留そのものが「あれどうなりました?」という問い合わせを生みます。
3. 探す時間を拾う
探す作業は、本人が業務だと思っていないので、聞き取りでは出ません(3章の追加質問で拾います)。原因は3つに分かれます。
| 原因 | 症状 | 確認の仕方 |
|---|---|---|
| 置き場が決まっていない | 同じ種類の書類が、人によって違う場所にある | 「この書類は誰のどこにありますか」を3人に聞いて、答えが割れるか |
| 名前の付け方が決まっていない | 見積_最新_修正_v3_20260910.xlsx が並ぶ |
共有フォルダの1階層を開いて、命名が揃っているか見る |
| 権限が無い・聞かないと見られない | 「◯◯さんに聞かないと分からない」 | その人が休んだ日に業務が止まるか |
3つ目は、探す時間であると同時に属人化です。人の頭の中にあるものを外に出す必要があるので、7章の難易度は高い側に寄ります。
探す作業の量に、時間の精度は求めないでください。「月に何回探しているか」だけで、十分に改善の理由になります。
4. 二重管理を拾う
二重管理は、二重入力と違います。入力が2回あることではなく、同じ情報を2か所で維持し続けている状態です。
| 症状 | 見つけ方 |
|---|---|
| 同じ顧客名簿が、営業と経理に別々にある | 表の8列(入れ物)に、同じ情報が別の入れ物で2回出てくる |
| 基幹に入れた内容を、Excelでも管理している | 「基幹だけ見ればよいはずなのに、Excelを見ている」行がある |
| どちらが正しいか分からない | 「どちらが正ですか」と聞いて、即答できない |
最後の質問が決定的です。「どちらが正ですか」に即答できない情報は、必ず食い違っています。 食い違えば、確認の往復(ムダ2)と、やり直し(4章)が発生します。
二重管理を拾ったら、必ず「正の台帳はどれか」を1つ決めてください。 これは道具を入れなくても、今日決められます。決めるだけで、確認の往復が減ります。
ムダの棚卸し表(ひな形)
4種類を拾ったら、次の7列にまとめます。業務一覧表とは別の表にしてください(1つの業務に複数のムダがぶら下がるため)。
| # | 列名 | 書くこと | 記入例 |
|---|---|---|---|
| 1 | 番号 | 通し番号 | M-03 |
| 2 | 該当する業務行 | 一覧表の番号(複数可) | 07・08 |
| 3 | 種類 | 転記/待ち/探す/二重管理 | 転記 |
| 4 | 内容 | 何が起きているか(1行) | 基幹の受注データを、Excelの出荷予定表に手入力している |
| 5 | 年間の量 | 回数 × 1回の手数(4章) | 1,920件 × 5項目 = 9,600項目 |
| 6 | 原因(つなぎ目) | どのつなぎ目で起きているか | 倉庫が基幹を見られない(権限・端末が無い) |
| 7 | 消せるか | 消せる/減らせる/残す | 減らせる(倉庫に閲覧権限を出せば転記は不要) |
6列目の書き方が、この章で一番大事です。 次の節で説明します。
原因は人ではなく、つなぎ目にある
ムダの原因を書くとき、人の名前や能力を書かないでください。 「◯◯さんが遅い」「担当者が不慣れ」と書いた瞬間に、棚卸しは人事評価の資料になり、現場の協力が止まります(10章)。
原因は、次の5つのつなぎ目のどれかに落ちます。
| つなぎ目 | 症状 | 例 |
|---|---|---|
| 人と人のあいだ | 渡した形が、次の人の欲しい形と違う | 注文書の様式が顧客ごとに違い、受け取る側が整えている |
| 部門と部門のあいだ | 片方の都合で決めた様式を、もう片方が直している | 営業が使う項目名と、経理が使う項目名が違う |
| 入れ物と入れ物のあいだ | システムが分かれていて、人が橋渡ししている | 基幹とExcelと紙が並列で動いている |
| 決めごとが無い場所 | 人によってやり方が違う | ファイル名・置き場・締切の解釈 |
| 例外の扱い | 8割の道が、2割の例外に合わせて重くなっている | 全件を目視確認している(例外は月に数件なのに) |
この5つは、どれか1つを選ぶための選択肢として使ってください。迷ったときは、上から順に当てはめ、最初に当てはまったものを書きます。厳密にどれが本当の原因かを突き止める必要はありません。目的は、原因を人から引き剥がして、手を入れられる場所に置き換えることです。
よくある踏み外し方はこうです。棚卸しの担当者が熱心な人で、ムダの原因欄に「担当者のシステム習熟度が低い」「前任者からの引き継ぎが不十分」と、事実として正確なことを書く。その表が部門長会議で配られる。名指しでなくても、その業務を担当しているのが誰かは全員が知っています。
すると、聞き取りへの回答が変わります。「特に困っていません」「今のやり方で問題ありません」という答えが増え、3章で拾えていたはずの隠れた作業が出てこなくなります。棚卸しそのものは完成しても、中身は実態より軽い表になり、着手した改善も的を外します。
この失敗が他と違うのは、やり直しが効かない点です。数え方を間違えたなら数え直せます。しかし、一度「この取り組みは自分たちを評価するものだ」と受け取られると、次に同じ会社で棚卸しをするときにも警戒が残ります。点検リストの10番を必須にしているのは、これが唯一、取り返しのつかない失敗だからです。
「原因がつなぎ目にある」と分かると、消し方が自動的に絞られます。 人を鍛えても、つなぎ目は変わりません。8章の選択肢(やめる・減らす・まとめる・順番を変える・人を変える・道具を入れる)は、すべてつなぎ目に手を入れる方法です。
最後の「例外の扱い」は見落とされがちです。2割の例外のために8割の作業が重くなっている業務は、どの会社にもあります。2章で「件数だけ数える」と決めた例外の数を見て、8割の道を軽くできないかを確かめてください。
消してはいけないムダ
一見ムダに見えて、消すと事故になるものがあります。ここを間違えると、棚卸しが会社に損害を出します。
| 残すもの | 理由 | 扱い方 |
|---|---|---|
| 法令・契約で必要な記録・保存 | なくすと違法・契約違反になる | 「残す」と書き、根拠(条文名・契約書の条項)を列に足す |
| 金銭に関する二重チェック | 振込・支払・現金の確認は、1人にしない | 残す。ただしチェックの方法は変えてよい(目視→照合の自動化) |
| 安全・品質に関わる検査 | 事故・不良の防止 | 残す。回数や方法の見直しは専門部門と一緒に |
| 人が最終判断する場所 | 与信・値引き・採用・クレーム対応 | 残す。判断に要る材料を集める作業は減らしてよい |
| 記録を残すこと自体が目的の作業 | 監査・認証・トレーサビリティ | 残す。二重に残しているなら1つにまとめる |
この表に当てはまるかどうかで迷ったら、残す側に倒してください。判断の基準は、間違えたときにどちらが重いかです。残すべきものを消すと、事故や違反が起きます。消せるものを残しても、手数がいくらか残るだけです。損の大きさが釣り合っていません。
そのうえで、残すと決めた行を放置しないでください。7列目には「残す」と書きますが、同時に「やり方は変えられないか」を1行足しておきます。残すか消すかの2択で考えると、残した行は永久に手つかずになります。3択——消す・やり方を変える・そのまま残す——にしておくと、真ん中に落ちる行がかなりあります。
2番目が重要です。 金銭の二重チェックは残しますが、「2人が同じ画面を目視する」から「照合は機械にさせ、差異だけ人が見る」に変えるのは改善です。チェックをやめるのではなく、チェックのやり方を変える——この区別を、ムダ棚卸し表の7列目に書いてください。4番目も同じで、判断そのものは人が残しますが、判断のために資料を集めて回る作業はムダとして扱えます。
並べる:年間の手数の大きい順
ムダを拾い終えたら、5列目(年間の量)の大きい順に並べ替えます。 これが7章の入力になります。
並べ替えたとき、たいてい次のようになります。
| 位置 | 来やすいもの | 理由 |
|---|---|---|
| 上位 | 件数の多い業務の転記 | 1件あたりは小さくても、件数が効く |
| 上位 | 全件に対する確認・目視 | 2割の例外のために全件が重くなっている |
| 上位 | 二重管理された台帳の維持 | 毎日発生し、食い違いの確認も生む |
| 下位 | 月1回の大きな作業 | つらいが、年12回しか発生しない |
| 下位 | 1人しか関わらない作業 | 改善しても社内に波及しない |
「つらさ」と「量」が一致しないことに注意してください。 月次決算は確かにつらいですが、年12回です。一方、1件3分の転記が月160件あれば、年1,920回です。棚卸しは、この逆転を見つけるためにやっています。
よくある間違いを5つ
「ムダを探してくださいと現場に聞く」 ——「人が足りない」「会議が多い」しか出ません。どちらも表の行にならず、改善の対象にできません。直し方:4種類を指定して探す。表の列から機械的に拾う。
「ムダの原因に人の名前を書く」 ——その瞬間に棚卸しが評価資料になり、以後の協力が止まります。直し方:原因は5つのつなぎ目のどれかに書く。人の能力を原因にしない。
「二重チェックはムダなので廃止する」 ——金銭・安全・品質の二重チェックを外すと、事故が起きたときに棚卸しの責任になります。直し方:残す/やり方を変える/消すの3択にする。消すのは、根拠を確認できたものだけ。
「つらい業務から順に並べる」 ——月1回の重い業務が上位に来て、毎日の小さな転記が下位に落ちます。効果が最も大きい改善を見逃します。直し方:年間の手数(回数 × 1回の手数)で並べる。
「例外に対応できるように全件をチェックする」 ——2割の例外のために8割の作業が重くなります。直し方:例外の件数を数える。8割の道を軽くして、例外だけ別の手順にする。
この章の出口
この章を終えたとき、手元にあるべきものは3つです。
- ムダの棚卸し表(4種類・7列・年間の量で並べ替え済み)
- 「残す」と決めたムダの一覧(根拠付き)
- つなぎ目ごとの原因の整理(人ではなく、5つのつなぎ目に割り当ててある)
ムダの大きさが順番に並びました。しかし、大きい順に手を付けるのは間違いです。 一番大きいムダは、たいてい一番手強い場所にあります。効果と難易度の2軸で並べ直し、最初の1本を選ぶのが次の章です。
次の章へ:7章 業務改善の優先順位の付け方(効果×難易度)
この章の点検リストを開く(自社の状態を○×で判定する用)
点検リスト:ムダの見つけ方(14項目)
ムダの棚卸し表ができた時点、着手順を決める(7章)前に付けます。
| # | チェック項目 | ○の条件 |
|---|---|---|
| 1 | 4種類(転記・待ち・探す・二重管理)で分類したか | 全行に種類が入っている |
| 2 | 転記チェーンの長さを、主要な情報について数えたか | 入口から出口まで何回書き写すかが出ている |
| 3 | 転記が2回以上ある情報を特定したか | 該当する情報が一覧になっている |
| 4 | 待ちを3つの型(承認・返答・順番)に分けたか | 分かれている |
| 5 | 承認待ちについて「否決されたことが何回あるか」を聞いたか | 直近1年の否決回数が分かっている |
| 6 | 待ちの量を「日数 × 件数」で出したか | 主要な待ちについて出ている |
| 7 | 探す作業を回数で拾ったか | 4章の正の字の結果が入っている |
| 8 | 探す原因を3つ(置き場・命名・権限)のどれかに割り当てたか | 割り当ててある |
| 9 | 二重管理について「どちらが正か」を確認したか | 即答できたか/できなかったかが記録されている |
| 10 | ムダの原因を「つなぎ目」で書いたか | 人の名前・能力が原因欄に1つも無い |
| 11 | 消してはいけないムダを分けたか | 「残す」と書かれた行があり、根拠が添えてある |
| 12 | 金銭・安全・法令に関わる項目を、担当部門に確認したか | 経理・品質・法務のいずれかに確認済み |
| 13 | 年間の量(回数 × 手数)で並べ替えたか | 並んでいる |
| 14 | 例外の件数を数え、8割の道と分けたか | 例外の件数が分かっている |
合格ライン=14項目中11以上。ただし 10・11・12 のどれかが×なら、着手順の決定に進まない。
- 10が×:人を原因にした表が社内に回ると、以後の棚卸しに誰も協力しません。取り返しがつかない失敗はここだけです
- 11が×:残すべきものを消す計画になります。事故が起きたとき、棚卸しの責任になります
- 12が×:金銭・安全・法令の判断を、棚卸しの担当者が単独でしてはいけません
5番(否決回数)が×でも進めますが、8章で承認の見直しを検討する段階で必ず必要になります。 先に聞いておくほうが早く済みます。
この章に関係する記事
更新日 2018年10月20日
