株式会社COTSUBU
kintone

kintone導入にかかる期間は?最短1日から1ヶ月までの実例

宇田川 将也|4分
kintone導入期間スケジュール業務改善

kintoneのアプリ構築は、簡単なものなら最短1日、業務に耐える形で1ヶ月が目安です。数ヶ月かかる場合、原因はkintoneではなく進め方にあります。

規模別の目安

規模 例 期間
単一アプリ・項目20以下 備品管理、問い合わせ記録 1日〜3日
単一アプリ・プロセス管理あり 稟議、申請フロー 3日〜1週間
複数アプリの連携 顧客・案件・請求 2週間〜1ヶ月
既存システムとの連携 基幹システムからのデータ取り込み 1ヶ月〜
大規模カスタマイズ JavaScript、外部API多用 2ヶ月〜

多くの中小企業の課題は、上から2番目までで解決します。 いきなり複数アプリの連携から始める必要はありません。

なぜ最短1日が可能なのか

kintoneはノーコードなので、フィールドを並べればアプリができます。ここに手作業の余地はほとんどありません。

時間がかかるのは作る工程ではなく、何を作るかを決める工程です。ここをAIで短縮しています。

株式会社COTSUBUでは、要件の整理、アプリ設計、フィールド定義、テストデータの生成をAIで行っています。初回の打ち合わせ中に画面の形が出るため、その場で「違う」「こうしたい」が言えます。

認識のずれを持ち帰らないことが、期間短縮の本体です。

期間が延びる4つの原因

1. 要件を全部決めてから作ろうとする

設計書を完成させてから着手すると、必ず長くなります。しかも、実物を見ないと本当に必要な項目は分かりません。

先に動くものを作り、触りながら直す方が速く、質も上がります。

2. 関係者が多すぎる

決裁者、業務担当、情報システム。全員の合意を取りながら進めると、打ち合わせのたびに要件が変わります。

最初の1アプリは、1つの部署だけで完結させてください。

3. 例外を全部入れようとする

「こういう場合はどうするのか」という例外が必ず出ます。全部を入れると、誰も使えないアプリになります。

8割のケースだけを載せ、例外は運用で回す。 これで始めた方が定着します。

4. 既存システムとの連携から始める

基幹システムとのデータ連携は、相手側の仕様確認に時間がかかります。連携は後回しにして、まずkintone単体で動く形を作ってください。

1ヶ月の進め方

業務に耐えるアプリを作る場合の標準的な流れです。

時期 やること
初回30分 業務を聞く。その場で画面の形を出す
1〜2週目 構築。動くアプリを触ってもらう
3〜4週目 現場の声で直す。使える状態まで持っていく
1ヶ月後 本番運用を開始する

3〜4週目が一番重要です。 ここで現場が実際に触って出た不便を潰すかどうかで、定着するかが決まります。

導入後も期間は続く

作って終わりではありません。運用開始後、次の3ヶ月で必ず改修が発生します。

  • 項目が足りない
  • 一覧の並び順を変えたい
  • 集計の軸を追加したい

これを毎回外部に依頼していると、費用も時間もかかります。 職員や社員が自分で直せる状態にしておくことが、長期的な期間短縮になります。

COTSUBUの職員研修も、この「自分で直せる状態」をゴールに、3ヶ月・4名までを1単位にしています。

まとめ

  • 簡単なアプリは1日から3日、業務に耐えるもので1ヶ月
  • 時間がかかるのは作る工程ではなく、何を作るか決める工程
  • 期間が延びる原因は、全部決めてから作る、関係者が多い、例外を全部入れる、連携から始める
  • 3〜4週目の現場修正が定着を決める
  • 自分で直せる状態にすることが長期的な短縮になる

→ kintone導入支援の詳細 → kintoneを無料で作ってもらう方法 → kintone導入で失敗する5つのパターンと対策

よくある質問

kintoneのアプリは最短どれくらいで作れますか

項目が20以下の単一アプリなら1日から3日、申請フローのようにプロセス管理を使うもので3日から1週間が目安です。業務に耐える形で現場の修正まで終えるには、1ヶ月を見てください。

導入が数ヶ月かかってしまうのはなぜですか

要件を全部決めてから作ろうとする、関係者が多すぎる、例外を全部入れようとする、既存システムとの連携から始める、の4つが主な原因です。先に動くものを作り、1つの部署で完結させると短くなります。

1ヶ月で何をするのですか

初回30分で業務を聞いてその場で画面の形を出し、1〜2週目で構築、3〜4週目で現場の声をもとに直して、1ヶ月後に運用を始めます。COTSUBUではこの1ヶ月の構築を、1業務・1アプリまで0円で行っています。

宇田川 将也/ 代表取締役

2024年に総務省の地域活性化起業人として島根県海士町に着任。役場に住み込んで業務改善に従事し、kintoneで電子決裁や定期健診管理を構築しました。

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