CLAUDE.mdとは何か
CLAUDE.mdは、Claude Codeが自動的に読み込むMarkdownファイルです。プロジェクトのルートディレクトリに配置することで、AIにプロジェクト固有のルールや知識を「覚えさせる」ことができます。
これは人間の新入社員に渡す「業務マニュアル」のようなものです。AIがプロジェクトの文脈を理解した上で作業してくれるため、毎回同じ説明を繰り返す必要がなくなります。
CLAUDE.mdに書くべきこと
1. プロジェクトの概要
# プロジェクト概要
- サービス名:〇〇
- 技術スタック:Next.js, TypeScript, Tailwind CSS
- デプロイ先:Vercel
2. コーディング規約
# コーディング規約
- TypeScriptのstrictモードを使用
- コンポーネントは関数コンポーネントで記述
- スタイルはTailwind CSSのみ使用(CSS Modulesは使わない)
- ファイル名はkebab-case
3. 禁止事項
# やってはいけないこと
- console.logを残さない
- anyは使わない
- 環境変数をハードコードしない
4. ビジネスルール
# ビジネスルール
- 価格表示は税込で統一
- 顧客名の表記は「株式会社」を省略しない
- 日付は「YYYY年MM月DD日」形式
3つのレベルのCLAUDE.md
Claude Codeでは、3つのレベルでCLAUDE.mdを配置できます。
| レベル | 配置場所 | 適用範囲 |
|---|---|---|
| ユーザー | ~/.claude/CLAUDE.md | 全プロジェクト共通 |
| プロジェクト | プロジェクトルート/CLAUDE.md | 特定プロジェクト |
| ディレクトリ | 各ディレクトリ/CLAUDE.md | 特定ディレクトリ |
ユーザーレベルの活用例
# 共通設定
- 回答は日本語で
- コードコメントは英語で
- コミットメッセージは日本語で
プロジェクトレベルの活用例
そのプロジェクト特有のルール、技術スタック、ビジネスロジックを記載します。
実践的な活用パターン
パターン1: 新メンバーのオンボーディング
CLAUDE.mdにプロジェクトの知識が集約されているため、新しいメンバーがClaude Codeを使い始めた瞬間から、プロジェクトのルールに沿ったコードが書けます。
パターン2: コードレビューの自動化
CLAUDE.mdにコーディング規約を記載しておけば、Claude Codeがそのルールに基づいてコードレビューを行えます。
パターン3: ドキュメントの一元管理
プロジェクトに関する重要な情報をCLAUDE.mdに集約することで、散在するドキュメントの管理問題を解決できます。
CLAUDE.mdの書き方のコツ
- 具体的に書く: 曖昧な表現を避け、具体的なルールを記載
- 簡潔に書く: 冗長な説明は避け、箇条書きで要点を列挙
- 定期的に更新: プロジェクトの変化に合わせて内容を更新
- チームで共有: Gitで管理し、チーム全員が編集可能にする
- セクション分け: 見出しで構造化し、必要な情報を見つけやすく
まとめ
CLAUDE.mdは、AIと人間の協業を次のレベルに引き上げるツールです。一度整備すれば、チーム全体の開発効率が継続的に向上します。COTSUBUでは、CLAUDE.mdの設計支援を含むClaude Code導入コンサルティングを提供しています。